志布志のゲストハウス『Drop inn “Linkwell”』(詳しくはコチラ)ホストの田川です。
暑さのピークも終わり、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。
志布志のゲストハウス『Drop inn “Linkwell”』に泊まりに来られたゲストの方々に、Youは何しに志布志へ?を聞いていきたいと思います。
9月は「歡迎光臨(ようこそ)!香港人も行きたい夢のイルカランド【インバウンド旅行客】」「【酒池肉林】大隅地域の協力隊の交流会 @ Drop Inn Linkwell」「土と共に生きる学生/さんふらわあで繋ぐ夢」の3本立てだッ!
目次
「歡迎光臨(ようこそ)!香港人も行きたい夢のイルカランド」
▲小物を使って楽しげな一枚が撮れました^^ 右手前のボウヤの手はフェスとかで見るやつですね。
予約の前の価格交渉。海外ならではの駆け引き
こちらで宿を始めてから初めてのネゴでした。
定石として最初に良いレビュー(評価)をもらうために初めは価格を下げていますし、言われればサービスもしちゃいます。
ただし今回のゲスト・Feefeeとの交渉はなかなか激しかった、、、!
「夜遅く来て寝るだけ、朝も早く出発するから!ねっ?」
など色々な条件を出して大幅ディスカウントを迫ってきます。
会う前から肉食系でガツガツきます。
(Feefeeからの指値はかなりエグかった…イロ付けて端数切るなんてものじゃなかった)
最終的にお受けしたわけですが、勉強になりました。
でも約束どおりお部屋はめっちゃ綺麗に使ってくれました。
イルカと共に泳げるなんて子供たちにとって最高の想い出よ!
▲身近にこんなテーマパークがあるのは志布志の観光の大きな強みと言えるでしょう
予約の時から志布志湾大黒イルカランドに行きたいと言っていたFeefee。
イルカショーの後の「フレンドリースイム」に子供たちを体験させたいよう。
「イルカと一緒に泳げるところは少ないし、他のところはもっと高い」
あいにくホームページが日本語しかないので、こちらからお電話で詳細を聞いて通訳しました。
後日来たメッセージでは、とっても楽しい想い出が出来たとのこと。
満足度たっぷりのレビューも残してくれて、ほっこりとしました。
▲シリアルとフルーツサラダの朝食。だいぶ段取りにも慣れてきました!
▲香港は繁体字。前回の「欢迎光临」と「歡迎光臨」で違うの、気づきました?
【酒池肉林】大隅地域の協力隊の交流会 @ Drop Inn Linkwell
だれやめ協力隊 in 志布志
▲夜も更けて何人か帰ってしまいましたが、リビングで語らいました。
大隅地区の地域おこし協力隊は定期的に集まりをしています。
志布志市、東串良町、錦江町、南大隅町、、、広域で持ち回りで食事会をしていますが、今回はウチで開催。
久しく会う人や初めましての人もいましたが、ゲストハウスを見てもらうのは初めて。内覧を兼ねての交流会となりました。
昨年までは大隅地域振興局で呼び掛けがありましたが、それが終った今も自主的に集まりを続けています。
映画監督、農家、情報発信スタッフ、元カメラマン…
色んなバックボーンやスキルを持った人たちが、これからの活動や定住に向けて熱っぽく語ります。
情報交換の場であり、同じ立場だから話せる貴重な息抜きの場でもあります。
見せてもらおうか…Linkwellの屋上の性能とやらを!
▲照明が暗かったり、火が付かなかったりで苦労もありましたが、、、チームワークで無事できました!
ゲストハウスをする物件選びの際に、海が見えて広い屋上がある今の物件はまさに理想だと感じました。
南国・鹿児島に住むってことが特別な体験でありたいという夢を志布志に来る前から持っていました。
最初、綺麗なアパート住まいで快適ではありましたが「非日常」では無い生活を求めていたのです。
星の見える屋上でヨガをしたり、プールでジュース片手に浮かんでみたり、夜景を見ながら静かにお話したり。
でも何よりバーベキューがしたい!!肉や魚介をジュージューしたい!!
来る日も来る日もバーベキューのことばかり頭に浮かびます。
パソコンで肉という単語を連打している自分に驚いたことだって、
すれ違う人がカルビに見えたことだって。
そんな願いが叶い、みんなと乾杯出来た日は感無量でした。
楽しかったですね。
旅行者の方とも一緒にバーベキュー出来たらいいな。
土と共に生きる学生/さんふらわあで繋ぐ夢
▲近畿大学の農業ゼミ生。ずっと家の中の会話が関西弁でリトルオーサカになりました。
知り合いの農家さんから、例年受入している農業のゼミ生を受け入れてくれないかと問合せがありました。
ちょうどその期間に予約の空きがあったので即OK。
農業実習をすることで単位がもらえるとのこと。今回は9日間(8泊)の実習です。
実習先は志布志を代表する農作物のピーマンで、この時期はまだビニールを張っていないハウスで土作りや苗作りをします。
学生たちは慣れない農作業に初日は全員ぐったりしてすぐ寝てしまいました。
でも日に日に逞しくなり、チェックアウトの日には一皮向けた男たちになっていました。
▲玄関前に並んだ4つの長靴。毎日土だらけでした
大阪と志布志を結ぶ架け橋。さんふらわあフェリー
彼らが仕事を終えてシャワーを浴びると、買い出しして来た料理で自炊を始めます。
料理が得意な学生さんが監督をし、当番制で炊事をします。
節約とコスパを意識し、鍋料理や炒め物で主菜副菜バランス良く取れるようなメニューでした。
お米は受入農家さんが大量に支給してくれたので食べ放題。
焦がしニンニクをよく使っていて、良~い(濃い)香りが漂います。
振り返れば大学の頃の料理なんて塩コショウとソースぐらいしか味付けしなかった気が…、彼らはすごく生活力高いです。
▲「塩多いんちゃう?」「味付け濃すぎやろ!」関西のツッコミ口調が懐かしいです
男同士、あまり気を遣わずに共同生活を送ることが出来ました。
自分たちでも農作物を育て、マルシェで販売などもしているようですごく優秀な学生さんたちでした。
そして別れの日。
港に向かい、受入農家さんと共にさんふらわあフェリーに乗る彼らを見送りました。
遠く離れた大阪ですが、フェリーを使えば一泊で志布志に着きます。
さんふらわあフェリーがあってこその機会だと思います。
私も帰省の際はいつもフェリーですが、関西とのヒト・モノの交流はもっと増えていくのではないかと思います。
人口減少と産業の担い手不足という志布志市にとって、海のインフラがあることは今後の発展のポイントとなりそうです。
取材を終えて
宿泊のお客さん、集まりのお客さんと多くの人を迎えました。
そしてBTVケーブルテレビさん「てげじゃっどニュース」、南日本新聞さん(9/14)とメディアにも取り上げて頂いて知名度も上がりました。
また10月1日から15日まで、BTVケーブルテレビ「まこちおもして!志布志にバンザイ」でも紹介して頂きます。
そちらも是非見てくださいね!
タガワ
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