志布志のゲストハウス『Drop inn “Linkwell”』(詳しくはコチラ)ホストの田川です。
新型コロナ厄介ですね。。。
春っぽくなってきたのに、思うように外に出られず自粛ムードではありますが、、、
志布志のゲストハウス『Drop inn “Linkwell”』に泊まりに来られたゲストの方々に、Youは何しに志布志へ?を聞いていきたいと思います。
「グリーンツーリズム・モニターツアー!」「お試し移住体験ツアー!」「産地直送ツアー!」の3本立てだッ!
目次
「グリーンツーリズム・モニターツアー!」
県をまたいでお隣串間市との交流
▲開会式。顔合わせとスケジュールを確認してツアーの始まりです
志布志市とお隣・宮崎県串間市のグリーンツーリズムの協議会は昨年度から相互モニターツアーを企画しています。
お互いの情報交換と、宿のサービス向上させるための宿泊体験をします。
志布志ツーリズムは平成24年から教育(修学)旅行の受け入れを始めていますが、
串間ツーリズムはこれからということで志布志の宿に泊まりながら受け入れ家庭を増やしたいという狙いがあります。
▲翌日、立山会長より有明開田の里の逸話を説明している様子
串間ツーリズムのこれから宿を始めたい農家さんの参考として頂くと共に、
受け入れ側の志布志ツーリズムも体験メニューや食事・宿泊のフィードバックを聞いて改善点を探ります。
将来的には志布志市と串間市で連携して団体旅行やツアーの受入れが出来れば理想です。
志布志の地のものをご馳走♪
▲野口さんのハウスにて。たわわになった元気なピーマンたちを収穫します!
志布志の農業のトップブランドであるピーマンを紹介したい!
というわけで志布志のピーマン部会の会長である野口さんのハウスで収穫体験をさせて頂きました。
この日は寒かったですが、一歩ハウスに入るとあったかい。
ピーマンのピークを迎え実も花もとっても元気な状態で少しずつもぎらせて頂きました。
▲上質でこだわりのあるネギを作られるしげさき農園さんからネギを買いました!
中室鮮魚店さんで志布志の新鮮なお魚の盛り合わせを作ってもらう。
(2,000円でこのボリューム!!!)
中室鮮魚店
TEL:099-472-2600
〒 鹿児島県 志布志市 志布志町志布志2822
お試し移住体験ツアー!
ジャーン!
黒豚しゃぶがこの日のメインです。
海と山の幸に鍋、そして収穫したピーマンで肉詰めを。
自分でほとんど手を加えること無くてもこれだけご馳走が並びます。
ビバ志布志。
素材の味を楽しむ食文化はありがたいですね。
お試し移住体験ツアー!
来て見て志布志を感じよう♪
志布志市では移住に興味がある方に実際に志布志市に来て生活体験をしてもらえる制度があります。
その名もお試し移住体験ツアー!
二泊三日まで、2名様を上限に滞在中の宿泊費と食費が実質無料となります。
(例えば東京→志布志までの航空券やバス代などは自己負担です)
東京や大阪の移住フェアなんかで、じゃあ実際に行ってみたい!という方にはとても良い制度です。
来てみないと分からないことばかりなので、町の規模や生活インフラ、人の様子なんかをリアルに感じてもらいます。
お子様の教育が目的であれば学校見学をしますし、就農したいという方には市農業公社に紹介したりします。
ほか志布志市では港湾立地企業があり、そちらのインターンシップとしても当事業を活用できます。
(ただし補助金が無くなり次第終了となりますので、早めのお申し込みをお薦め致します)
志布志で盛んな農業現場に直撃!
今回は広く志布志のことを知ってもらうということで、農業体験を2つ。
先の串間市ツーリズムでもお馴染みピーマンを別の事業者さんのもとで収穫&栽培補助体験。
シンプルな作業であっても、神経を集中するので短時間でも疲れるんです。
正確に、そして速さも無ければ仕事は進んでいきません。
さらには病気や災害対策もするとなると、農家さんは実に様々な苦労をされているわけですね。
僕も数か月農業に従事したことがあるのですが、どれだけ過酷な環境でも休むことがままならないこともあります。
(もちろん時と場合にもよりますが)
手軽に美味しい食材が調達出来ることにも感謝ですが、いち働き手としても尊敬します。
こちらはシキミ・サカキ栽培の渡辺(ナベ)さん。
あまり表に出てきませんが現役の地域おこし協力隊です。
この日は出荷前の作業で、商品の基準となるサイズに剪定して束を作っていくという作業でした。
見栄えを良くしながら効率が求められる作業で、こちらも神経を使います。
移住者としてのお話も伺いました。
ナベさんはご家族での移住なので生活コストがかかりますし、家族のことを考えた定住の道を考えないといけません。
僕が知らなかった内容もあり勉強になりました。
そしてナベさんには副業でこんなスキルもあります;
うんまそー!
というか、旨いです。
ぽっぽマルシェやイベントでよく出店されており、売り切れ必至の人気店となりました。
ご当地のそばと季節の具材を使って、ゴージャスで甘いクレープが出来上がります。
かなり地域起こしてるぜ!!!
SOBA CREPE BUKOWSKI(そばクレープ ブコウスキー)
産地直送ツアー!
ふるさと納税から生まれた繋がり
志布志市のふるさと納税は県内一、全国的に見ても上位です。
物産振興だけでなく実際に来てもらって風土や料理、文化を見てもらおうという企画が数年前からあります。
モノからコトへというフレーズは前から言われていますが、素敵な試みですね。
今年度は宿泊のうち一日を“志”ツーリズム協議会で受けることになりました。
6軒の宿で22名を受け入れします。
参加者の皆さんはそれぞれの宿で体験メニューをし、食事・入浴・就寝で翌朝チェックアウトでまた次のスケジュールに移ります。
2泊3日の中で志布志を目いっぱい楽しんでもらえると嬉しいですね。
田川亭(Drop inn Linkwell)班ではまず集合の志布志支所近くにあるシューズイトウさんで革の小物づくり体験を。
男性と女性で小物入れの形を変えてくれるところが面白い。
約30分の工程で自分の手で作ったものがそのままお土産となります。
そのあと有明開田の里に移動して田舎暮らし体験を。
写真は釜炊きのご飯の火起こしをしているところですが、お風呂も薪を炊いて沸かします。
子どもの頃はキャンプや修学旅行とかでやったことがあるかもしれませんが、大人になると非日常ですよね。
手を汚しながら煙を避けながら、ご飯が出来上がる頃にはお腹が空いてきます。
地産の食材を使ったお鍋をみんなで囲みました。
板間に座って食事するというのも今では少なくなったので新鮮です。
団体旅行において、グループがいくつか分かれるというのはイレギュラーではありますが面白い試みだと思います。
私も良い経験になりました。
家族や友人などのグループ受け入れでなく、他人同士の宿泊受け入れについて更に工夫が必要だなと感じました。
取材を終えて
今回はツアーとコラボした宿泊受け入れでした。
町を活性化するために色んな試みがあるんですね。
いち宿泊事業者として、お役に立てることがあれば積極的に絡ませて頂きたいと思います!
コロナショックで人の流れは途絶えていましたが、こういう時こそ準備を抜かりなくやっていきたいと思います。
皆様もお気を付けて!
タガワ
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