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【そばを育てて食べる】脱穀×釉薬付けを行いました!そば猪口ができてきた~!

6月22日、そばを育てて食べる第2回「刈り取り×そば猪口作り」の後半戦「脱穀×釉薬付け」を行いました!

前回までのイベントで、そばは刈り取って干しており、そば猪口は成形~素焼きまでが終わりました。

今回は、カラカラになったそばから種のみを落とす「脱穀」と、そば猪口に釉薬を付け、本焼きを迎える準備を行いました。

第2回の後半戦として、おまけのつもりで行ったイベントでしたが…

今までのイベントの中で一番体力を使った、ハードなイベントになりました。(笑)

次はいよいよそば打ちです!イベントの様子をレポ―トしますよ~!

そば猪口の釉薬付け。陶芸って楽しい!

前日まで天気予報は雨。

梅雨時期のイベントですから、どこかで雨が来るかな…と思いながら当日を迎えましたが、まさかの晴れ!

晴れ女・晴れ男がいるのでしょうか。(先週親知らずを抜いた私、谷村は腫れ女です。←やかましい!)

さて!前回は粘土からそば猪口の形を作るところまでを行いました。

▲丸い粘土を、手びねりで形作っていきます。

▲乾燥し始めの状態はこんな感じ。まだまだ粘土っぽさが残ります。

このあと、春日先生が乾燥させ、素焼きを行ってくださいました。

素焼き後の作品が…コチラ!!

おおおお!!!!なんだか器っぽくなってきました!!!!!

大きさは、1周り小さくなっています。大きいな~と思っていたけど、意外と小さくなりました。

でこぼこがないよう、きれいにサンドペーパーで磨きます。

磨き終わったら、スポンジで綺麗に拭き、乾燥。

▲いろんな形のそば猪口が並んでかわいい!!

乾燥したら、釉薬を付けていきます。

今回の色は、白一色の予定でしたが…ちびっこからのリクエストにより、ピンクとブルーも用意してくださいました。

釉薬を器の中に入れ、全体にかけていきます。

かけ終わると、こんなにきれいな器に!!

つるんっとしています。

私の作品も、釉薬を付けると…

模様がささやかになりました!(笑)

チーム赤つなぎ、嶋田さんの作品も真四角の口で可愛い。

釉薬を付けて、ガラスを沈めたりして…今回の「釉薬付け」は終了。

出来上がりが楽しみです。

ここからが大変でした!昔の人って、すごい…!そばの脱穀

昔ながらの「めぐり棒」で脱穀。難しい!そして、体力が…

開田の里へ場所を移動し、そばの脱穀をしました。

前回刈り取ったそばは、屋根のあるところで吊るして乾燥させていました。

今回は、昔ながらの「めぐり棒(メグイボウ)」と「唐箕(とうみ)」を使って、一切機械を使わずに脱穀。

「これくらいだったら30分くらいで終わるが~」という言葉を信じて挑みましたが…

「めっちゃ大変だった…!!!!!」

▲こちらがめぐり棒。棒の先に、鉄や木を回転するように付けます。BTVのももちゃんも参戦!

師匠のデモンストレーションがコチラ。

1,2,1,2とリズムを取りながら、回りながらめぐり棒を叩きつけていきます。

師匠たちは簡単そうにやっていますが…

まずなかなか回りません!!

そして、師匠は「パーン!」といい音がしていますが、力を入れても「へにゃっ」とします。

そしてテンポが速い!

どんどん腕が重くなっていき、息があがり…

 

師匠「はい!(パァン)はい!(パァン)」

私 「はぁぃ…(へにゃっ)へぇい…(へにゃっ)」

師匠「頑張らんや~!!

私 「へぇい…(プルプル)」

 

という感じでした。棒を上から振り下ろすだけでとてもしんどく、「剣道部って大変だ…」と思いながら脱穀をしました。

剣道…といえば!翌日6月23日にあった南九州少年剣道大会では、素晴らしい成績を上げていらっしゃいました!

 

全国大会にも行かれるとのこと、素晴らしい…!応援しています!(腕プルプル)

すごい!と思ったので多少強引に紹介しました。(笑)

ということで、脱穀が終わり…綺麗なそばにしていきます。

唐箕(とうみ)でふるいにかける。300年前の技術がすごい…

脱穀が終わったら、唐箕(とうみ)でふるいにかけていきます。

種を落としましたが、まだ茎や葉っぱがたくさん入っている状態。

一旦、大きなマス目のざるで種と茎を分けていきます。

ある程度の大きさが揃ったら、唐箕にセット!

上から入った種に、扇風機のように空気を当てて3種類の重さに分けます。

➀ 1番重いもの→実が詰まった蕎麦が入ります

➁ 2番めに重いもの→蕎麦と草木が混じっています

③ 軽いもの→草や葉っぱ、雑草の種が外に飛んでいきます

風圧を利用して、重さで分けるんですね!

唐箕にかけた様子がコチラ。

 

回している手側の下に落ちているのが➀の種で、反対側が➁、外に向かって出ているのが③です!

入口のいろいろ混ざった種を見ると、綺麗になっているのが分かりますね!

唐箕は明治時代に日本に伝わり、大正時代には一般的になったそうです。

師匠たちが子供の頃は、よくめぐり棒を使って脱穀していたとのこと…

ほんの何十年前かでは当たり前の光景だったのかな、と思いますね。

綺麗に選別できたら、晴れた日に乾燥させて、脱穀を待つのみです!

▲きれいな種になりました。そばになって食べるのが楽しみです!

次のイベントは「そば打ち」いよいよそばを食べますよ~!

種まきから3ヶ月半を経て、食卓に上がるんですね…!

どんな出来なのか、どれくらい粉になるのか不安は尽きませんが、

自分たちで育て打ったおそばを、自分で作ったそば猪口で食べるのがどんな味になるのか楽しみです。

6月26日現在、満員御礼をいただきました!ありがとうございます。

当日、楽しみましょう~!

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