福元さんが作る蕎麦は美しい。”土づくりからのど越しまで”とは?ワークショップも企画中!

福元さんが作る蕎麦は美しい。”土づくりからのど越しまで”とは?ワークショップも企画中!

田舎のご出身であれば、年末に一度はおばあちゃんと打ったことがある「そば」。

短くて、そば粉の味がすごく強くて…たまに中から粉が出てきたり(笑)

でも、甘い醤油で湯がきたてを食べると美味しいんですよね。

手打ちのそばと言えばおばあちゃんと作った「田舎そば」を思い出しますが…

志布志のそば打ち名人…福元さんが作るそばは違うんです!!

10割そばでありながら、細く長くコシがあって、お…美味しい!!

そして、「美しい」という言葉がふさわしい…美味しく、美しいそば。

趣味のそば打ちとは思えない、上質な10割そばを作る福元さんが、なぜそば打ちにはまったのか。

その理由を取材しました。

また、全3回の長期企画として「そばを育てて食べる」イベントを企画中!

最後にお知らせがありますので、ぜひご参加ください~!

福元さんのそば打ちを体験してきました!

まさに感動…10割そばとは思えない美しさ。趣味とは思えない…!

福元さんのそばの美しさ…この写真を見てもらうだけで分かると思います。

う…美しい!!!!!!

とん、とん、とん、と切る様子はもはや見ているだけで気持ちがいいです。

見てるだけで幸せって何…!!!!(混乱)

そして出来上がりはコチラ。

美しい…!!!!!!

みなさん、忘れてませんか!!!!これ、10割ですよ!!!!!

すごくないですか…これ…10割そばなんですよ…!!

そして趣味…!!!!!!?すごい。。。

年越しそばを福元さん宅で体験。福元さんのすごさを実感…けど美味しくできた!

福元師匠のデモンストレーションを見て、そばを打ちました。

見よう見まねでそばを打ちます。

見ていると、簡単そうに見えるのですが(失礼)

あれ?やってみると思ったようにいかない…!!

「伸ばす」だけでも…とっても難しいんです!

師匠の生地は、上の写真のように真四角ですが…

オーストラリア型…っ!!!!!?

困ったときは福元師匠に修正していただいて、なんとか完成!

年末の年越しそばとして美味しくいただきました!

味は抜群…!!何度も言いますが、10割そばとは思えない、細く長くのど越しの良いお蕎麦ができました。

初心者でも、こんなに美味しいそばが打てるんだ…ということに、田舎そばしか知らない私は衝撃を受けました。

「私は厳しいからね(笑)」と言いながら笑顔で教えてくれる優しい師匠のおかげです。ありがとうございました!

一緒に食べたお母さんは、そばが苦手で生まれて3回目のそば(!)と言っていました。

そんなお母さんがおいしいと言って食べてくれたのがとても嬉しく、「福元さんのそば…すごい!!」と実感。

10割とは思えない弾力とのど越し、ちゅるちゅるっと細く長いお蕎麦に私の中のそば革命起きました。すごい。

おいしさの秘訣…三たて「挽きたて・打ちたて・ゆでたて」+獲れたて

製粉してすぐの粉を使い、打ったばかりの生地を包丁で切り、ゆで上げ、素早く水切りして出す。

うまいそばは「三たて」と言うそうですが、まさにその通り。

蕎麦粉を挽いたあと、2日もすれば全く違うそばになるんですって!

また、それにさらに「獲れたて」が入ると「四たて」になるそう。

収穫して1日目の、まだ緑の種子が混じっているお蕎麦と2日目のそば…と風味が全く違うそうです!!!!

さらに言うと…夏そばと秋そばでも風味が全然違うそう!

ホントに…全部食べてみたい!!

挽きたても意識したことがなかったですが、獲れたてなんて…どうやって食べれるんだろう?って思いますよね。

福元さん、これからもよろしくお願いします…!挽きたての四たてのお蕎麦をどうか!!!!(笑)

福元さんがそば打ちにハマったきっかけは?

趣味でそばを打っている福元さん。

そば打ちにハマったきっかけは、福元さんのお母さんでした。

「お母さんの息子なら絵が描けるでしょ」

…とかって、よく言いますよね。(笑)

そば打ちを始めたのは、そのの発想。

「お母さんがそばを打てるなら、自分もできないはずがない!」と思って始めたそう!

負けず嫌いなんですね。

試行錯誤…今の生地に至るまで、数々の失敗も

平成5年から独学で始め、Youtubeやビデオを見て学び、試行錯誤で今の生地に至りました。

今の生地作りができるまで、数々の失敗もありました。

水が違うだけでボロボロになってしまったり、卵のM玉・L玉で違ったり(!)

この日も、事前にそば粉の様子を見るために一度打って水の量を確認してくださったそう。

そば粉を挽いてからの時間によっても変わるんですって…デリケート!!

▲伸ばす前はつやつやしっとり!!赤ちゃんのお肌のように、水分をたっぷり含んでいることが分かります。柔らかい!

土づくりからのど越しまで。打つだけではない「そば」

そば打ち名人の福元さん。

そばを「打つ」だけではなく、「育てる」ところから手がけています!

土づくりから「のど越し」が変わると話す福元さん。

気にしたこともなかった…!!

今準備している畑は、3月に種をまく「夏そば」のための準備

表面に出ている土を下に入れる、つまり天地返しをすることで、畑の水はけと雑草対策ができます。

夏そばは、水はけと雑草対策が重要。水が溜まったところは枯れてしまいます。

▲土の下から表に出てきた種を目当てに、鳥たちがどんどん集まっています!

志布志の「夏そば」を育てて食べるイベント開催!

志布志の「夏そば」とは?

細く長く生きることができるように、と縁起物のおそば。

引っ越しそば、年越しそばのイメージが強いお蕎麦ですが、志布志は「夏そば」を推進しています!

ご存知でしょうか?

夏そばは、3月下旬に種子をまき、6月頃の梅雨前に収穫します。

12月31日の「年越しそば」に対して、6月30日はちょうど半分、「夏越しの大祓い」という行事があります。

▲「茅の輪くぐり」では、半年の間に知らず知らずに犯した罪や心身のけがれを、「茅の輪」をくぐることで祓い清めます。

この夏越しの大祓いの日…6月30日に、志布志の夏そばを提供しています!

暑くなってきた気候に、冷たくてコシのある夏の新そばは、本当においしい!

▲昨年の夏そば祭りの様子。多くの人でにぎわいました!志布志の名産、ハモの天ぷらも乗った豪華なそばが振舞われました。

今年の夏そばもとっても楽しみです!

“そばを育てて食べる”第一回は3/23(土)種まき×そば粉クレープ

そんな志布志の夏そばを種から育て、刈り取り、自分たちで打って味わう全三回のイベントを開催します!

暖かくなってはきましたが、まだまだ肌寒さが残る3月。

夏に味わうためのこしらえをして、少しずつ暑くなっていくのを楽しみに夏を待つなんてため息がでるほど素敵です。

どんなそばができるんでしょうか。企画側の私たちも、わくわくわくわくしています。早く食べたい!

 

第一回は、3月23日(土)に「種まき」を開催

種まきは小一時間ほどで終わりますが、そば粉のクレープとコーヒー、一口そばをいただきます。

一口そばは、今回ご紹介した福元さんが打ってくださる美味しい美味しいお蕎麦!

▲今回は秋そばですが、夏そばとはまた違う風味だとか。福元さんのそばを食べたら、打ちたくなること間違いなし!夏そばが育って食べるのが楽しみになります。

そばクレープは「BUKOWSKI」さんの手づくり蕎麦クレープに、自分たちでトッピングしますよ~!

協力隊の渡辺さんこと「ナベさん」がマルシェ等で出しているクレープ屋さん「BUKOWSKI」。

そば粉で作ったクレープに、志布志の旬の果物やちりめんなどをたっぷり乗せて、志布志を詰め込んだクレープです!

▲BUKOWSKIのいちごクレープ。ひゃーっ…美味しそう!今回は、自分たちで包むことができます!たっぷり乗せようっと♪

甘いものにはコーヒーを。

ということで、「わたしの、しぶし」でも紹介したカフェわんどさん(記事はコチラにてコーヒーをいただきます。

くに子さんも、義久さんも暖かくて優しく、そんな雰囲気がお店に表れているような、ほっとするカフェです。

この空気感も味わっていただけると嬉しいなと思っています。

▲コーヒーもだけど、お店の空気感も味わってほしい。丁寧なおしごととおばあちゃん家のような居心地が気持ち良く感じます。

3/23(土)そばを育てて食べる 第一回「種まき×そばクレープ」にぜひお越しください!

申し込みはコチラから!お待ちしております!

取材を終えて

そば打ち名人「福元さん」は、そばを打つだけでなく土作りからすべて手塩にかけて、そばを打っています。

蕎麦に限らず「全ての食物は自然からできている」…って、当たり前なんですが忘れてしまっていたなぁ、と思いました。

スーパーに行けば食べ物が何でも手に入る世の中ですが、一方で福元さんのように土作りから食べ物を作る人もいる。

そういうことが実感できるのも、田舎の良いところだなぁと思います。

今回3月より「そばを育てて食べる」企画を開催しますが、自分たちで育てて、自分たちで打ったお蕎麦には、

きっとお金では買えない価値があり、忘れられない味になるんだろうな、と思い今から楽しみです。

福元さん、これからもよろしくお願いします!

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